エアコンは一般的に価格の高い家電製品です。
エアコンの種類やサイズにもよりますが、10万円を超えるなんてザラにありますし中には30万円を超えるような機種もあります。
一方で、単身赴任や大学生の一人暮らしなど数年しか使わないことが分かっているようなケースでは「エアコンにそんなにお金出せない」ということもよくあります。
また、「普段使わない部屋だし、できるだけ安いエアコンでいいや」ということもあるでしょう。
そこで、本記事では価格を重視した安いエアコンのおすすめ機種を紹介します。
おすすめの安いエアコンの選び方
さっそく、おすすめの安いエアコンを紹介します。
安いエアコンをお求めなら、以下の中から選ぶのがおすすめです。
大手メーカーのお手頃モデル
安いエアコンなら各大手メーカーのお手頃モデルがおすすめです。
ダイキン、三菱電機、日立、パナソニックなどがいわゆる大手メーカーですが、いずれのメーカーも機能を最小限に絞ったお手頃モデルを用意しています。
お手頃モデルといっても大手メーカーが製造しているエアコンですから、しっかりエアコンとして使える機能をもっています。
一方、機能は最低限に絞られているので、各メーカーどれも同じような機能になっています。
違いがあるとすればエアコンの洗浄機能を重視したいなら「日立の白くまくん」、ナノイーによる空気清浄機能を試したいなら「パナソニックのエオリア」くらいなものです。
買う時に一番安い機種を選ぶか、好きなメーカーがあればそのメーカーのエアコンを選べば良いです。
各メーカーのお手頃モデルのエアコンは以下の記事で解説しています。
- ダイキンエアコンEシリーズを解説!気になる評判や口コミも!
- 【霧ヶ峰】三菱電機エアコンGE(GV)シリーズを解説!気になる評判や口コミも!
- 【白くま君】日立エアコンD(AJ)シリーズを解説!気になる評判や口コミも!
- 【エオリア】パナソニックエアコンJシリーズを解説!気になる評判や口コミも!
大手メーカーの型落ち品
安さを求めるなら大手メーカーの型落ち品もおすすめです。
各大手メーカーでは年1回エアコンのモデルチェンジを行っており、毎年のように型落ち品が在庫処分としてセール価格で売りに出されます。
型落ち品は最新モデルよりも30%OFFくらいの安値で購入できることもあり、価格を重視するなら非常にお得です。
また、機能についても年1回モデルチェンジをしているくらいですから、正直なところ最新モデルと型落ち品で機能性が極端に変わることもほとんどありません。
「型落ちモデルだから満足いかない機能性だった」ということはほとんどないでしょう。
一方、型落ち品は在庫に限りがあるという点に注意が必要です。
狙ったモデルの型落ち品が売り切れてしまった!ということは十分あります。
気に入ったモデルがあるなら、広告などで型落ち品が売られているのを見かけたらすぐ買ってしまうのもよいでしょう。
大手メーカーのお手頃モデルかつ型落ち品(おすすめ!)
安さと機能性のコスパを求めるなら、前述した大手メーカーのお手頃モデルの型落ち品が一番おすすめです。
正直なところお手頃モデルは機能が最低限なので型落ち品だろうとほとんど機能性は変わりません。
機能がほとんど変わらないのに安く買えるわけですから、これほど賢い選択はありませんよ。
ただでさえ安いお手頃モデルが型落ち価格になるので、5万円や6万円のような非常に安い価格で手に入ります。
型落ちモデルが出回る時期についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
エアコンが安い時期はいつ?買ってはいけない時期もある!
一方、このタイプは特に安く売りに出されるので、家電量販店などでは目玉商品としてセールで販売されることが多いです。
安さは正義というべきか非常に人気が高く、朝早くお店に並んでも売り切れて買えなかったということもあるでしょう。
年始の初売りセールなどの行列を想像してもらえるとわかりやすいと思います。
家電量販店で買おうとすると結構頑張らないといけないですので、個人的には通販で買うことをおすすめしています。
エアコンを通販で買うとなるとエアコンの取り付け工事はどうすればいいの?という点がネックになりますが、最近では便利なサービスが出てきています。
例えば、くらしのマーケットならお住まいの地域のエアコン取付業者を簡単に探せて簡単に依頼することができますので、このようなサービスを使うことがおすすめです。
このやり方は次の項で解説します。
エアコンを安く買う方法はコレ!
エアコンは買って終わりではありません。
エアコンをお得に買いたいなら、取り付けまで考えてどこで買うか決めなければいけません。
エアコンをどこで買うのが一番お得なのか、目的別に解説します。
とにかくラクに買いたいなら家電量販店
とにかくラクに買いたいなら、ヤマダ電機やビッグカメラなどの家電量販店がおすすめです。
店舗に行ってエアコンを購入しそのまま取付工事も含めて依頼することができるので、手続きがラクというのが大きなメリットです。
一方、ラクな分だけエアコンや取付費用が割高になってしまうというデメリットがあります。
また、業者を自分で選ぶことができないので施工品質にばらつきがある可能性がある点にも注意が必要です。
「お金が多少掛かってもいいから時間を節約したい」という方におすすめです。
ヤマダ電機のエアコン取付費用はこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ヤマダ電機のエアコン取り付け費用は?工事費込みで実際に買ってみた
※家電量販店が近くにない場合は時間の節約にはなりませんので、次で解説するネット通販+地域業者をおすすめします。
安くお得に買いたいならネット通販+地域の業者
エアコンを安くお得に買いたいなら「ネット通販でエアコン本体を購入し、地域のエアコン取付業者に取り付けを依頼する」のがおすすめです。
ネット通販は家電量販店よりも店舗などの維持管理費が安いので、エアコン本体も安く購入することができますよ。
一方、ネット通販は取付費用が高く、取付対応範囲もやや弱いという弱点があります。
そこで、ネット通販ではエアコン本体を購入するだけにしておき、エアコンの取り付けは自分で取付業者を探して依頼すると安くて品質も良く取り付けることができます。
昔なら取付業者を探すのも一苦労でしたが、今では良いサービスが出てきているので「評判の良いエアコン取付業者」を簡単に探してそのまま依頼することができます。
例えば、くらしのマーケットなら登録している業者が多いので自分の地域でも簡単に見つかりますし、業者の口コミが多く掲載されていますので評判の良い業者を探すことも簡単ですよ。
また、気になる業者が見つかればそのまま見積依頼することもできるので、エアコン取付の依頼も簡単にできます。
間に家電量販店が入らないのでエアコン取付費用が安いというのも魅力ですね。
実際にいくら違うのか
「家電量販店」で購入する場合と「ネット通販」で購入する場合で、エアコン本体価格を比較してみました。
直接家電量販店に行って価格を調べてもいいのですが店舗による差が生じますので、ここでは家電量販店公式サイトウェブ上の価格を記載しました。
また、エアコンの機種は家電量販店とネット通販で価格差が出にくい廉価モデルでいくつか比較しました。
ネット通販 | 家電量販店 | |
---|---|---|
ダイキン うるさら S223ATES | 55,800~65,800円 | 85,000~99,900円 |
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2223 | 48,590~65,970円 | 79,500~119,570円 |
日立 白くまくん RAS-AJ22N | 45,790~60,100円 | 65,780~79,320円 |
総じてネット通販で購入する方が安いですね。機種にもよりますが数万円の差があることはザラにあります。
家電量販店の実店舗に行けば値引きしてもらえる可能性がありますが、廉価モデルなら数千円程度だと思います。
値引きを考慮してもネット通販の方が安いケースがほとんどだと思います。
家電量販店の方が安いケースがあるとすれば、年末年始の型落ち品を在庫処分するセール時期でしょうか。
ただ、それも5台限定など在庫限りのケースがほとんどです。
開店前から行列に並んでも買えるかどうかわかりません。
私としては、本記事を読んでいるあなたには安くお得に購入できる「ネット通販+地域の業者」のパターンをおすすめしたいと思います。
本記事を読んでいる時点でエアコンのことを自分で調べるくらいのリテラシーがある方でしょうし、「ネット通販+地域業者」のパターンでも苦にならないと思います。
楽天やAmazonで買い物をするのも不慣れだという方はそもそも本サイトのような弱小サイトには来ないでしょうし。
ということで、本記事を読んでいるあなたにはエアコンを安くお得に購入できる「ネット通販+地域の業者」のパターンをおすすめします。
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
公式:https://curama.jp/aircon-install/
中古エアコンについては注意が必要
中古エアコンも安く購入できるのですが、こちらについては注意が必要です。
工賃や寿命を考えるとそこまで安くない
エアコンは商品だけを買ってすぐ使えるものではありません。エアコンを導入する場合には必ず取付工事をする必要があります。
取付工事は取付業者に依頼することになりますが、この工賃は新品エアコンでも中古エアコンでも変わりません。むしろ配管などの部品が中古エアコンについてない場合には新品エアコンよりも工賃が高くなることも有るのです。
工賃は中古エアコンだからといって安くなるものではありません。
ということで、中古エアコンでもそこまで安くないので一般的にはおすすめは出来ません。
良い状態のエアコンを選ぶのが難しい
中古エアコンは状態を見極めることが難しいという点もおすすめできない理由のひとつです。
基本的に中古エアコンはネット上で探すことが多いですが、そうすると実際に動かした時の臭いや音などの状態は知ることが難しいです。
中古エアコンを購入して取り付けて、いざ動かしてみたらかび臭い、たばこ臭い、音がうるさいといった気になる点が出てきたというケースもあるわけです。
信頼できる中古エアコン販売業者を見つけることが出来れば良いのですが、エアコンのような高い家電は数年に1度くらいしか買うことはありませんので、信頼できる業者を見つけるというのも一般的には難しいです。
中には詐欺まがいのことをしている業者もあるようですので、そのような業者に騙されないためにも私としては中古エアコンをおすすめすることは出来ないですね。
この他、安いけど注意したほうが良いエアコンについてはこちらの記事で解説しています。
買ってはいけないエアコンメーカーを専門家が解説!
まとめ
本記事では価格を重視した安いエアコンのおすすめ機種を紹介しました。
安さを重視するなら各大手メーカーのお手頃モデルの型落ち品が一番おすすめです。
大手メーカーのエアコンがとにかく安く手に入りますので、大手メーカーの安心感と安さを両立でき非常におすすめです。
一方、家電量販店では目玉商品として扱われることも多くあり、普通に買おうとするとセール時期に朝早く店舗に並ぶ必要があるなどなかなか大変です。
ということで、個人的には通販で購入することをおすすめしています。
エアコンの取り付けがネックになりますが、そこはくらしのマーケットなどのサービスを利用して地域業者に依頼しましょう。
公式:https://curama.jp/aircon-install/