エアコンは室内を快適な温度に保ってくれる、生活に欠かせない家電です。
しかし、エアコンは様々なメーカーから様々なモデルが販売されており、どのエアコンを選べばよいかわかりにくいという声は多いです。
そこで、本記事では寝室に取り付けるエアコンの選び方と、寝室用におすすめのエアコンを紹介します。
寝室用のおすすめエアコンはこちら!
【価格を抑えたい方はこちら①】空気清浄機能が魅力「パナソニック:エオリアJ」
【価格を抑えたい方はこちら②】エアコンの洗浄機能が魅力「日立:白くまくんD」
【換気機能などの高い機能性が欲しい方はこちら】換気・加湿機能が付いた「ダイキン:うるさらmini」
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
寝室用エアコンの選び方
寝室に取り付けるエアコンの選び方を解説します。
他の部屋に取り付けるエアコンの選び方はこちら。
基本的にはシンプルタイプで十分
寝室にエアコンを取り付けるなら最低限の機能性を持ったシンプルエアコンがおすすめです。
リビングと違って、寝室は夫婦や子供など限られた人しか入りませんし、やることといっても基本的には寝るくらいです。
もちろん、中には寝る前に寝室で読書や勉強をするという人もいるかと思いますが、いずれにしても寝室はリビングなどより活動することが少ないということが多いでしょう。
そのため、個人的には寝室には高機能エアコンはいらないかなと考えます。
あまり高いエアコンを選ばずとも、最低限の機能が付いた安いエアコンで十分満足できる方がほとんどだと思いますよ。
シンプルエアコンの中で選ぶとすると、寝室の空気は綺麗でいて欲しいという方はナノイーによる空気清浄機能が付いたエアコンである「パナソニック エオリアJシリーズ」か、エアコン本体の洗浄機能が優れており長く綺麗に使える「日立 白くまくんDシリーズ」のどちらかを選べばよいでしょう。
予算があるなら換気機能付きエアコンもおすすめ
基本的には安いエアコンで十分と言いましたが、もちろん予算があるなら寝室向けの高機能エアコンもおすすめです。
例えば、「エアコンをつけながら寝ると乾燥でのどが痛くなるんだよね…」という悩みがある方は結構多いと思います。そんな方にはダイキンのうるさらminiがおすすめです。
ダイキンのうるさらminiならエアコン自体に換気・加湿機能がついていますので、長時間エアコンをつけていても空気の悪さや乾燥が気になりません。
同じくダイキンの最上位モデルのうるさらXでも換気・加湿機能がついていますが、さすがに高機能過ぎて寝室用では機能を持て余してしまうかなといった印象がありますね。
個人的には、寝室ならダイキンのうるさらminiでもかなり十分かなと考えます。
畳数は6畳用がおすすめ
エアコンは同じモデルでも6畳用や23畳用など様々なサイズがありますが、10畳くらいまでの広さの寝室なら6畳用のエアコンがおすすめです。
個人的には実際の部屋の大きさよりも少し小さめのエアコンが丁度よいサイズと考えます。
なぜなら、各社が提示している畳数のめやすは1964年当時の家の断熱性や気密性を想定したものになっているからです。
現在の家の断熱性や気密性を考慮すると、メーカーが提示する畳数でそのまま選ぶとかなりオーバースペックなエアコンを選んでしまうこととなり、本体価格や電気代が高くついてしまいます。
そのため、寝室なら広くても10畳くらいまででしょうしそのくらいの部屋の広さなら6畳用で十分対応可能ですので、寝室に取り付けるなら6畳用のエアコンをおすすめします。
寝室向けのおすすめエアコン
各社メーカーから様々なエアコンが販売されていますが、寝室に取り付けるエアコンならおすすめはこちらの3機種です。
価格を抑えたいなら①:パナソニックのエオリアJ
Jシリーズはエオリアの中でも最もシンプルでお手頃なモデルです。
「安い機種が欲しい」「最低限しっかり風が出ていればいい」「安いエアコンがいいけどナノイーXの空気清浄機能を試したい」といった方におすすめの機種です。
最低限の機能だけ持たせた低価格帯のシンプルエアコンというのは各社扱っていますが、その中でもパナソニックのエオリアJシリーズの特徴は「ナノイーXによる空気清浄機能」が搭載されていることですね。
冷暖房しながらニオイや菌などを抑制して部屋の空気を綺麗にしてくれるので、綺麗な空気で眠りたい寝室にはうってつけです。
ナノイーXによる空気清浄機能はパナソニック公式サイトで詳しく解説されています。
エオリアJシリーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【エオリア】パナソニックエアコンJシリーズを解説!気になる評判や口コミも!
価格を抑えたいなら②:日立の白くまくんD(AJ)
D(AJ)シリーズは白くまくんの中でも最もシンプルでお手頃なモデルです。
エオリアJシリーズと同じく、「安い機種が欲しい」「最低限しっかり風が出ていればいい」「安いエアコンがいいけどナノイーXの空気清浄機能を試したい」といった方におすすめの機種です。
最低限の機能だけ持たせた低価格帯のシンプルエアコンというのは各社扱っていますが、その中でも日立の白くまくんD(AJ)シリーズの特徴は「エアコン自体の洗浄能力」に優れていることです。
白くまくんシリーズの特徴的な機能として「凍結洗浄」というものがあり、エアコン内部の熱交換器を一度凍らせてから洗い流すという機能です。この機能が日立エアコンの大きな特徴ですね。
エアコンを長く綺麗に使いたいという方には良い機能ですよ。
白くまくんD(AJ)シリーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【白くま君】日立エアコンD(AJ)シリーズを解説!気になる評判や口コミも!
うるさらmini(Rシリーズ):ダイキン
ダイキンのうるさらmini(MXシリーズ)はダイキンの一般家庭向けエアコンの中でも機能性と価格のバランスが良いモデルです。
うるさらminiという名前がつけられているだけあって、うるさらの特徴である「無給水加湿機能」がついています。
一番の特徴は「うるさら(うるるとさらら)」の名前にもなっている「うるる加湿(無給水加湿)」と「給気換気」機能ですね。
乾燥しがちな冬場は外気の水分を取り込んで室内に放出することで湿度を保ちます(うるる加湿)。しかも、外気の水分を取り込むという性質上、一般的な加湿器のように水を給水する必要がありません。
併せて換気機能も搭載されているので、とにかく室内の温度と湿度を快適な状態にする能力が優れていますね。
「エアコンを使って寝ると乾燥してのどが痛くなる」という方は多くいると思いますが、うるさらminiならそのお悩みを解決できるというわけです。
また、雨の多い梅雨時用に除湿機能もありますが、うるさらminiの除湿機能は再燃除湿といって一般的な除湿機能と違い部屋の温度を下げずに除湿することができます。(さらら除湿リニアハイブリッド方式)
一般的な「除湿」は、エアコン内部で空気を冷やして室内の水分を結露させることで除湿する。その性質上室内の温度が下がってしまうというデメリットがある。
一方、「再燃除湿」はエアコン内部で冷やした空気を再度暖めてから室内に放出して除湿する。そのため、一般的な除湿機能と比較して室温が下がらないというメリットがある。
他にも、エアコン内部を洗浄する「水内部クリーン」やフィルターを自動で掃除してくれる「フィルター自動お掃除」、小さなお子様や高齢者やペットなどがいるご家庭におすすめの「室温パトロール」など、あると便利な機能も抑えられています。
ダイキンのうるさらminiについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ダイキンエアコンMXシリーズうるさらminiを解説!気になる評判や口コミも!
エアコンを通販で買った後はくらしのマーケットでエアコン取付業者を探すと費用を安くできます。
エアコンをお得に買う方法はコレ!
エアコンは買って終わりではありません。
エアコンをお得に買いたいなら、取り付けまで考えてどこで買うか決めなければいけません。
エアコンをどこで買うのが一番お得なのか、目的別に解説します。
とにかくラクに買いたいなら家電量販店
とにかくラクに買いたいなら、ヤマダ電機やビッグカメラなどの家電量販店がおすすめです。
店舗に行ってエアコンを購入しそのまま取付工事も含めて依頼することができるので、手続きがラクというのが大きなメリットです。
一方、ラクな分だけエアコンや取付費用が割高になってしまうというデメリットがあります。
また、業者を自分で選ぶことができないので施工品質にばらつきがある可能性がある点にも注意が必要です。
「お金が多少掛かってもいいから時間を節約したい」という方におすすめです。
ヤマダ電機のエアコン取付費用はこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ヤマダ電機のエアコン取り付け費用は?工事費込みで実際に買ってみた
※家電量販店が近くにない場合は時間の節約にはなりませんので、次で解説するネット通販+地域業者をおすすめします。
安くお得に買いたいならネット通販+地域の業者
エアコンを安くお得に買いたいなら「ネット通販でエアコン本体を購入し、地域のエアコン取付業者に取り付けを依頼する」のがおすすめです。
ネット通販は家電量販店よりも店舗などの維持管理費が安いので、エアコン本体も安く購入することができますよ。
一方、ネット通販は取付費用が高く、取付対応範囲もやや弱いという弱点があります。
そこで、ネット通販ではエアコン本体を購入するだけにしておき、エアコンの取り付けは自分で取付業者を探して依頼すると安くて品質も良く取り付けることができます。
昔なら取付業者を探すのも一苦労でしたが、今では良いサービスが出てきているので「評判の良いエアコン取付業者」を簡単に探してそのまま依頼することができます。
例えば、くらしのマーケットなら登録している業者が多いので自分の地域でも簡単に見つかりますし、業者の口コミが多く掲載されていますので評判の良い業者を探すことも簡単ですよ。
また、気になる業者が見つかればそのまま見積依頼することもできるので、エアコン取付の依頼も簡単にできます。
間に家電量販店が入らないのでエアコン取付費用が安いというのも魅力ですね。
実際にいくら違うのか
「家電量販店」で購入する場合と「ネット通販」で購入する場合で、エアコン本体価格を比較してみました。
直接家電量販店に行って価格を調べてもいいのですが店舗による差が生じますので、ここでは家電量販店公式サイトウェブ上の価格を記載しました。
また、エアコンの機種は家電量販店とネット通販で価格差が出にくい廉価モデルでいくつか比較しました。
ネット通販 | 家電量販店 | |
---|---|---|
ダイキン うるさら S223ATES | 55,800~65,800円 | 85,000~99,900円 |
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2223 | 48,590~65,970円 | 79,500~119,570円 |
日立 白くまくん RAS-AJ22N | 45,790~60,100円 | 65,780~79,320円 |
総じてネット通販で購入する方が安いですね。機種にもよりますが数万円の差があることはザラにあります。
家電量販店の実店舗に行けば値引きしてもらえる可能性がありますが、廉価モデルなら数千円程度だと思います。
値引きを考慮してもネット通販の方が安いケースがほとんどだと思います。
家電量販店の方が安いケースがあるとすれば、年末年始の型落ち品を在庫処分するセール時期でしょうか。
ただ、それも5台限定など在庫限りのケースがほとんどです。
開店前から行列に並んでも買えるかどうかわかりません。
私としては、本記事を読んでいるあなたには安くお得に購入できる「ネット通販+地域の業者」のパターンをおすすめしたいと思います。
本記事を読んでいる時点でエアコンのことを自分で調べるくらいのリテラシーがある方でしょうし、「ネット通販+地域業者」のパターンでも苦にならないと思います。
楽天やAmazonで買い物をするのも不慣れだという方はそもそも本サイトのような弱小サイトには来ないでしょうし。
ということで、本記事を読んでいるあなたにはエアコンを安くお得に購入できる「ネット通販+地域の業者」のパターンをおすすめします。
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
公式:https://curama.jp/aircon-install/
まとめ
本記事では寝室向けのエアコンの選び方とおすすめのエアコンを紹介しました。
寝室用のエアコンとしては、シンプル志向で価格を抑えたいなら「エオリアJシリーズ」か「白くまくんD(AJ)シリーズ」、乾燥が気になる方なら「うるさらmini(MXシリーズ)」がおすすめです。
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
公式:https://curama.jp/aircon-install/