エアコンは1年を通して販売価格が大きく変動します。
元の値段が高い家電ですから、高い時期と安い時期を比べるとその差は数万円にもなります。
数万円は大金ですから、出来るだけ安い時期を狙いたいですよね?
そこで、こんな疑問を解消したいと思います。
- エアコンを安く買いたい!
- 今はエアコンが安い時期なの?
- いつ買うのがおすすめなの?
本記事ではエアコンの安い時期と逆に買ってはいけない時期について解説します。
エアコンが安くなる時期
エアコンは1年を通して販売価格が大きく変動します。
何もしなくてもエアコンが売れる時期は当然安くなりませんし、逆になかなかエアコンが売れない時期なら大幅に値引きされて販売されます。
また、エアコンは毎年のようにモデルチェンジされますから、型落ちとされるエアコンも在庫処分として安く販売されます。
しっかりと時期を見極めれば、同じ製品でもお得に買うことが出来ますよ。
3月,9月,12月は販売店のセールで安い
エアコンを安く買える時期としてまずおすすめなのが販売店の決算時期です。
決算時期はお店によって異なりますが、一般的には3月と9月に決算もしくは中間決算があり、それに合わせて決算セールが行われます。
また、年末年始などのイベントシーズンもお店を盛り上げるためにセールが行われることが多いです。
よくテレビCMなどでも「年末年始の大特価!」「初売りセール!」などと広告していますね。
ただ大変混雑するので買うのが大変というのがネックです。
この時期は販売店も売り上げを伸ばすために割引にも力を入れますので値下げ交渉なども応じてくれやすいです。
ということで、販売店の決算時期である3月と9月、年末年始のセール時期である12月はエアコンを安く買える時期です。
- 3月:決算セール
- 9月:中間決算セール
- 12月:年末年始セール
2~3月,10~11月はモデルチェンジ直後で型落ち品が安い
エアコンはほとんど全ての大手メーカーで年1回のペースでモデルチェンジが行われます。
モデルチェンジが行われた後、旧モデルのいわゆる型落ち品は在庫処分として安く販売されます。
「型落ち品」というと悪い印象が付いてしまうのですが、それでも1年前は最新モデルだったわけで性能はそこまで見劣りするものではありません。
そのため、安く購入することができる型落ち品を狙うのもおすすめです。
年1回モデルチェンジをするというのはペースが早すぎるきらいがあるくらいです
ただ、人気モデルの場合すぐになくなってしまうので、型落ち品を狙うならモデルチェンジ直後の買い時を逃さないようにましょう。
具体的には、モデルチェンジは以下の時期です。
- お手軽モデル、中級モデル:2月~3月
- 高級モデル、寒冷地用モデル:10月~11月
例年このシーズンには型落ち品の在庫処分セールがあるはずですので、気になるエアコンがあるなら誰かに買われて無くなってしまう前に買ってしまいましょう。
3月,12月はセールとモデルチェンジが重なるので熱い!
エアコンが安く売りだされるセール時期に、安く売ってでも在庫処分してしまいたいモデルチェンジ後の型落ち品がある場合には、エアコンを安く買う一番のチャンスです。
例えば、セールの目玉として「人気機種のエアコンを限定〇台で大特価!」という広告をみたことはないでしょうか?
あれは大体売れ残ってしまった型落ち品を赤字覚悟ででも売ってしまいたいというものですね。
とはいえ、1年前にはまぎれもなく最新機種だったわけで製品に問題があるものではありません。
すぐに売り切れてしまいますので「朝早くから店頭に並ばないと買えない」「並んだとしても実際に買えるかどうかわからない」という問題はありますが、買えるのなら非常におすすめです。
セールとモデルチェンジが重なる時期は以下のとおりです。
- お手軽モデル、中級モデル:3月
- 高級モデル、寒冷地用モデル:12月
なお、「店頭に並ぶのが面倒だ」「もっとお手軽にエアコンを安く買いたい」という方ならネットで購入するのがおすすめです。
エアコンを買ってはいけない時期
エアコンが安く買える時期があるのと同様に、エアコンを買ってはいけない時期というものを紹介します。
厳密には安く買いたいならこの時期には買ってはいけないというだけで、エアコンが必要なら別にいつ買っても問題ありません。
当サイトはお得にエアコンを買うというテーマで情報発信していますので、このようなやや攻めた表現をさせていただきました。
6~7月は高くても売れるので安くならない
エアコンの需要が高まる6月~7月は、エアコンが高くても勝手に売れていきますので安くなりません。
こちらは日本冷凍空調工業会が公開している家庭用エアコンの出荷実績推移です。
いずれの粘度でも6月から7月にかけて出荷台数を大きく伸ばし、その後閑散期へと推移していきます。
6月から7月はエアコンを安くしなくてもどんどん売れますので、当然販売店も安くすることはしません。
仮にあったとしても3月のモデルチェンジ後の型落ち品の在庫処分としてでしょうか。
それも他の時期と比べると大した値引きではないでしょう。
ということで、エアコンの需要が高まる6月~7月はお得に買いたいなら買ってはいけない時期であるといます。
欲しければいつでも買ってOK
ここまで言っておいてなんですが、エアコンが欲しければ6月~7月だろうといつ買ってもOKです。
「エアコンを安く買う」という観点でみても、6月~7月さえ外せば80点以上の出来で安く買えたと言えるでしょう。
前述したように販売店のセール時期やモデルチェンジ後の型落ち品狙いなど非常に安く買うことができる時期というのは確かに存在します。
しかし、1年の中でも安くなる時期は限られています。
「安く買う」ことにとらわれすぎて、以下のようなことにならないよう注意してください。
- 「エアコンが欲しいけど安くなる12月まで我慢しよう」と言って真夏の暑い中エアコンなしで過ごして熱中症になる
- 気に入った型落ち品を見つけたが「もっと安くなるまで待とう」とセール時期まで買わずに粘り、結果売り切れてしまい買うことが出来なくなる
最近のエアコンは省エネ性能も優れていますし、月々の電気代を考えればそこまでして「安く買う」ことにこだわるのも考えものです。
「エアコンが欲しい時がたまたま安い時期だった」
「来月にはセールがあるだろうから、1カ月くらいなら待とう」
これくらいの感覚で安い時期を狙うのが健全です。
まとめ
本記事ではエアコンの安い時期について解説しました。
エアコンは高い買い物ですし、可能なら安く買いたいですよね。
本記事で安く買える時期を参考にしてくださいね。