エアコンは室内を快適な温度に保ってくれる、現在では生活に欠かせない家電です。
しかし、エアコンは様々なメーカーから様々なモデルが販売されており、どのエアコンを選べばよいかわかりにくいという声は多いです。
そこで、本記事ではリビングに取り付けるエアコンの選び方と、リビング用におすすめのエアコンを紹介します。
リビング用のおすすめエアコンはこちら!
【電気代を抑えたい方はこちら】省エネ性日本一の「三菱電機:霧ヶ峰FZ」
【換気機能などの高い機能性が欲しい方はこちら】換気・加湿機能が付いた「ダイキン:うるさらX」
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
リビング用エアコンの選び方
リビングに取り付けるエアコンの選び方を解説します。
他の部屋に取り付けるエアコンの選び方はこちら。
機能性や省エネ性の高いものがおすすめ
リビングにエアコンを取り付けるなら機能性が高く省エネ性も高いエアコンがおすすめです。
リビングには家族や客人など多くの人が集まり、様々な活動をする部屋になります。
ソファや床でくつろいだり、料理・食事をしたり、場合によっては洗濯物を干す・たたむなどすることもあるでしょう。
もちろん、どのくらいの人数がどんな活動をするかは各家庭によりますが、いずれにしても寝室などより様々な人が集まりやすい部屋であることは間違いないでしょう。
そんなリビングですから、ある人にとっては「快適だな」と思うエアコンの設定でも、同じ部屋にいる別の人にとっては「エアコンの風が寒い(暑い)」と思うことも多いでしょう。
そこで、リビングに取り付けるエアコンは高機能な上位機種をおすすめします。
例えば、三菱電機の霧ヶ峰FZシリーズならエアコンに赤外線センサーが搭載されていますので、夏場に同じ部屋でも暑いと感じている人に対しては冷たい風を、寒いと感じている人にはそこまで風を送らないというようなことをしてくれます。
また、エアコンをずっとつけっぱなしにしていると空気が悪くなるので部屋を換気したいという人も多いと思います。
しかし、夏場でも冬場でも、換気するためには一度窓を開けて外の空気を取り入れる必要がありますので、換気するために暑い思いや寒い思いをしなくてはなりません。
例えば、ダイキンのうるさらXならエアコンに換気機能がついていますので、長時間エアコンをつけていても空気の悪さが気になりません。
このように、リビングではいろいろなニーズがあることが多いので、リビングには高機能な上位エアコンを取り付けることをおすすめします。
畳数は14畳用(200V)がおすすめ
エアコンは同じモデルでも6畳用や23畳用など様々なサイズがありますが、20畳くらいまでの広さのリビングなら14畳用(200V)のエアコンがおすすめです。
なぜなら、各社が提示している畳数のめやすは1964年当時の家の断熱性や気密性を想定したものになっているからです。
現在の家の断熱性や気密性を考慮すると、メーカーが提示する畳数でそのまま選ぶとかなりオーバースペックなエアコンを選んでしまうこととなり、本体価格や電気代が高くついてしまいます。
一方、6畳用のような小さなエアコンを選んでしまうとさすがに部屋が冷えたり温まったりするまでの時間がかかりすぎてしまいますので、リビングなら性能と価格や電気代のバランスが良い14畳用(200V)のエアコンがおすすめです。
なお、似たようなサイズで14畳用(100V)というものもありますが、こちらでは冷暖房のパワーが足りないことがあります。100Vと200Vを間違えないようにしてくださいね。
リビング向けのおすすめエアコン
各社メーカーから様々なエアコンが販売されていますが、リビングに取り付けるエアコンならおすすめはこちらの2機種です。
電気代を抑えたいなら:三菱電機の霧ヶ峰FZ
三菱電機の霧ヶ峰FZシリーズは霧ヶ峰の中でも高い機能性を持った最上位モデルです。
FZシリーズは霧ヶ峰のフラグシップモデルとしてふさわしい高い機能性を持つ機種です。
霧ヶ峰の強みである高精度赤外センサーを活かした「バイタルセンサー エモコアイ」や「ムーブアイmirA.I.+」を搭載しており、室内にいるひとりひとりに合わせた風を送ります。
特に、「バイタルセンサー エモコアイ」は体温の変化から「仕事を頑張りたい!」「疲れたからゆっくりしたい」といった人の感情を予測し、それに合わせて風を送るという有能っぷりです。
それでありながら日本一の省エネ性能を持っており、電気代削減に貢献します。
その他、エアコンを長く清潔に保つための洗浄機能である「おまかせボディ」やフィルターの自動掃除機能が付いており、エアコンを長く快適に使うための機能が搭載されています。
FZシリーズは霧ヶ峰の中でも最も機能性が高いプレミアムモデルです。
そのため、「エアコンの便利な機能をしっかり使いたい」「生活の質をワンランク上げたい」といった方におすすめの機種です。
やはりこの高い機能性を活かすなら、様々な人が集まるリビングに付けるのがおすすめですね。
また、霧ヶ峰を作っている三菱電機は老舗の大手家電メーカーであるという強みもあります。
全く知らないメーカーのエアコンではちゃんと使えるか心配ですよね?
他の大手家電メーカーであるダイキンや日立の機種と人気争いをしているくらいの人気機種ですので、安心して買うことが出来ますよ。
三菱電機の霧ヶ峰FZシリーズについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【霧ヶ峰】三菱電機エアコンFZシリーズを解説!気になる評判や口コミも!
エアコンを通販で買った後はくらしのマーケットでエアコン取付業者を探すと費用を安くできます。
うるさらX(Rシリーズ):ダイキン
ダイキンのうるさらX(Rシリーズ)はダイキンの一般家庭向けエアコンの中でも最上位のハイスペックなモデルです。
「うるさらX」は「うるさらシリーズ」の中でも最も機能性の高いエアコンとなっています。
一番の特徴は「うるさら(うるるとさらら)」の名前にもなっている「うるる加湿(無給水加湿)」と「さらら除湿リニアハイブリッド方式(ほぼ再燃除湿)」ですね。
乾燥しがちな冬場は外気の水分を取り込んで室内に放出することで湿度を保ちます(うるる加湿)。しかも、外気の水分を取り込むという性質上、一般的な加湿器のように水を給水する必要がありません。
また、雨の多い梅雨時用に除湿機能もありますが、Rシリーズの除湿機能は再燃除湿といって一般的な除湿機能と違い部屋の温度を下げずに除湿することができます。(さらら除湿リニアハイブリッド方式)
一般的な「除湿」は、エアコン内部で空気を冷やして室内の水分を結露させることで除湿する。その性質上室内の温度が下がってしまうというデメリットがある。
一方、「再燃除湿」はエアコン内部で冷やした空気を再度暖めてから室内に放出して除湿する。そのため、一般的な除湿機能と比較して室温が下がらないというメリットがある。
換気機能も搭載されているので、とにかく室内の温度と湿度を快適な状態にする能力が優れていますね。
そのほか、部屋が高温/低温になった際に自動で運転を開始する「室温パトロール」や、エアコンを消し忘れても自動で停止してくれる「消し忘れ防止」機能もあり、エアコンの操作が難しい小さなお子様や高齢者がいるご家庭でも安心です。
ダイキンのうるさらXについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ダイキンエアコンR(RX)シリーズうるさらXを解説!気になる評判や口コミも!
エアコンを通販で買った後はくらしのマーケットでエアコン取付業者を探すと費用を安くできます。
エアコンをお得に買う方法はコレ!
エアコンは買って終わりではありません。
エアコンをお得に買いたいなら、取り付けまで考えてどこで買うか決めなければいけません。
エアコンをどこで買うのが一番お得なのか、目的別に解説します。
とにかくラクに買いたいなら家電量販店
とにかくラクに買いたいなら、ヤマダ電機やビッグカメラなどの家電量販店がおすすめです。
店舗に行ってエアコンを購入しそのまま取付工事も含めて依頼することができるので、手続きがラクというのが大きなメリットです。
一方、ラクな分だけエアコンや取付費用が割高になってしまうというデメリットがあります。
また、業者を自分で選ぶことができないので施工品質にばらつきがある可能性がある点にも注意が必要です。
「お金が多少掛かってもいいから時間を節約したい」という方におすすめです。
ヤマダ電機のエアコン取付費用はこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒ヤマダ電機のエアコン取り付け費用は?工事費込みで実際に買ってみた
※家電量販店が近くにない場合は時間の節約にはなりませんので、次で解説するネット通販+地域業者をおすすめします。
安くお得に買いたいならネット通販+地域の業者
エアコンを安くお得に買いたいなら「ネット通販でエアコン本体を購入し、地域のエアコン取付業者に取り付けを依頼する」のがおすすめです。
ネット通販は家電量販店よりも店舗などの維持管理費が安いので、エアコン本体も安く購入することができますよ。
一方、ネット通販は取付費用が高く、取付対応範囲もやや弱いという弱点があります。
そこで、ネット通販ではエアコン本体を購入するだけにしておき、エアコンの取り付けは自分で取付業者を探して依頼すると安くて品質も良く取り付けることができます。
昔なら取付業者を探すのも一苦労でしたが、今では良いサービスが出てきているので「評判の良いエアコン取付業者」を簡単に探してそのまま依頼することができます。
例えば、くらしのマーケットなら登録している業者が多いので自分の地域でも簡単に見つかりますし、業者の口コミが多く掲載されていますので評判の良い業者を探すことも簡単ですよ。
また、気になる業者が見つかればそのまま見積依頼することもできるので、エアコン取付の依頼も簡単にできます。
間に家電量販店が入らないのでエアコン取付費用が安いというのも魅力ですね。
実際にいくら違うのか
「家電量販店」で購入する場合と「ネット通販」で購入する場合で、エアコン本体価格を比較してみました。
直接家電量販店に行って価格を調べてもいいのですが店舗による差が生じますので、ここでは家電量販店公式サイトウェブ上の価格を記載しました。
また、エアコンの機種は家電量販店とネット通販で価格差が出にくい廉価モデルでいくつか比較しました。
ネット通販 | 家電量販店 | |
---|---|---|
ダイキン うるさら S223ATES | 55,800~65,800円 | 85,000~99,900円 |
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GV2223 | 48,590~65,970円 | 79,500~119,570円 |
日立 白くまくん RAS-AJ22N | 45,790~60,100円 | 65,780~79,320円 |
総じてネット通販で購入する方が安いですね。機種にもよりますが数万円の差があることはザラにあります。
家電量販店の実店舗に行けば値引きしてもらえる可能性がありますが、廉価モデルなら数千円程度だと思います。
値引きを考慮してもネット通販の方が安いケースがほとんどだと思います。
家電量販店の方が安いケースがあるとすれば、年末年始の型落ち品を在庫処分するセール時期でしょうか。
ただ、それも5台限定など在庫限りのケースがほとんどです。
開店前から行列に並んでも買えるかどうかわかりません。
私としては、本記事を読んでいるあなたには安くお得に購入できる「ネット通販+地域の業者」のパターンをおすすめしたいと思います。
本記事を読んでいる時点でエアコンのことを自分で調べるくらいのリテラシーがある方でしょうし、「ネット通販+地域業者」のパターンでも苦にならないと思います。
楽天やAmazonで買い物をするのも不慣れだという方はそもそも本サイトのような弱小サイトには来ないでしょうし。
ということで、本記事を読んでいるあなたにはエアコンを安くお得に購入できる「ネット通販+地域の業者」のパターンをおすすめします。
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
公式:https://curama.jp/aircon-install/
まとめ
本記事ではリビング向けのエアコンの選び方とおすすめのエアコンを紹介しました。
リビング向けの14畳用エアコンなら、省エネ性を求めるなら三菱電機の霧ヶ峰FZシリーズ、換気・加湿機能など高い機能性を求めるならダイキンのうるさらXがおすすめです。
エアコンを選んだらくらしのマーケットでお住いの地域の業者を選びましょう。
公式:https://curama.jp/aircon-install/